Before Dawn超分析

 

 

おはこんちばんは( ´ ▽ ` )ノ

 

わりと久々にBefore Dawnの考察やります!

 

何回やるねん、てぐらい今までBefore Dawnの考察をしてるのですが、

今回はこれは不倫です!!!!!!とか、できるだけ主観的な解釈をなしにして、できるだけ分析的に、ある意味理系的にBefore Dawnを紐解いていこうと思います!

 

今までのわたしの考察とはまた別の違った観点も追加されてますのでよかったら読んでやってください!長いけど!

 

 

Show me your face, もっと近くで見せて

Don't be afraid, 何も怖くなんてない

Before Dawn

Show me your face, もっと近くで見せて

淡い光が 君を照らしている

 

このShow me〜のテーマはBefore Dawnの中で3回出てくると思うんやけどこのテーマ、2回目のみShow me everything、1,3回目はShow me your faceとなってるんですよ。

つまり1回目と3回目は同じことを指している可能性が考えられる。

1回目においての「淡い光」、考えられる光として、自然光と人工光が考えられるけど、3回目を見てみると、

Before Dawn

Show me your face, もっと近くで見せて

Before Dawn

Don't be afraid, 何も怖くなんてない

Before Dawn

Show me your face, もっと近くで見せて

もうすぐ君が 朝日で目を覚ます

と記されてるんですね?

なんで、ここでの「淡い光」は「朝日」を指すのではないでしょうか。

 

 

曲の冒頭の描写が朝日であることから、この曲における時系列の構成が

 

現在→過去→→→→→現在

 

というふうに、現在(夜明け)から始まり、過去に戻り現在に向かって時系列が進んでいく構成が考えられます。

 

 

我慢していた揺らめきが 燃えるのは一瞬で

上がっていく速度 焼き尽くしても後悔はしない

 

我慢していた揺らめきが燃えて焼き尽くされている描写。

ここでひとつポイントと考えているものが、我慢していた揺らめきに対して「焼き尽くす」という言葉を使ったところ。

 

「焼き尽くす」

これがなにを意味するのか。

 

焼き尽くされたその先は全て灰になる。

そして灰から元に戻ることはない。

 

つまりは我慢していた揺らめきは焼き尽くされたことによって元には戻れなくなってしまったのだ。

 

そして「上がってく速度」というワード。

速度が上がるのだからつまりは下のようなグラフで関係が表される。

ここでいうy軸の「距離」を指すものは「我慢していた揺らめきか燃え尽くされるまでの距離」と捉えるのが妥当だと考える。

 

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これを見れば一目瞭然。もう瞬殺。

 

この一瞬さからわざわざ「後悔はしない」と言っているのも、後悔はしないか、と自分に問いかけてる暇もないほど理性がすごい勢いで吹っ飛んでしまったことが予想できる。

 

 

どこまで飛べるかFly away? 奪い去って

終わらないFriday 望む果てまで

 

なぜここだけ声を低くして歌っている構成なのか。

私のひとつの答えとして「悪魔の囁き」みたいなものではないかと考える。

「どこまで飛べるか」というところで、さっき示したグラフにおいて、

燃え尽きたその先が存在し、それにどこまでいけるのか

というふうな意味が考えられないだろうか。

 

 

おそらくそれに対するひとつの答えが

「望む果てまで」

 

「我慢していた揺らめき」が指すものは「はじめて一線を越えること」で間違いないと思う。

「我慢していた揺らめき」という表現からこれがただの恋人同士の関係ではなく、

一線を越えることを我慢せざるを得ない関係

であることがわかると思う。

それは何か簡単に恋人同士になれない、もしくはなってはいけない関係。

ここには色んな関係を当てはめられそうですね〜(ニヤニヤ)

今めっちゃメンバー別で色んな関係考えてるとこですよ〜(ニヤニヤ)

 

 

ではそれにおいての燃え尽きた先とは?

 

完全に自分のものになること。

一夜だけで終わらないということ。

 

こう考えれば「奪い去って」「終わらないFriday」という表現を用いてるのにも納得がいくような気がしませんか?

 

 

誰もまだ知らない場所を 探りながら見つけて

 

単純にここの歌詞だけ見たら「ああ〜やってる最中じゃん拗れる〜〜〜ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」

ってなるけど(リアクションがお前だけやで)

この流れにおけるココだから、別の意味も含まれているとわたしは考えてる。

 

声の低いパートがあり再びキーが戻ってくる部分であることもあり、その前の歌詞、に表現が関連しているはず。

「誰も知らない場所」とはどこなのか。

 

「誰も」=今までの男

「場所」=(体の)部位

 

と考えるのがここの歌詞だけ見た一般的な回答。

 

歌詞の流れで考えたわたしの解釈は

 

「誰も」=(君も含めた)自分

「場所」=燃え尽きた先(2人の関係のようなもの)

 

Before Dawnでこの先の歌詞を見ても、かなり2人だけの世界というふうに考えてる部分がいくつか見られる気がする。

 

たとえば

少しずつ部屋を染めて二人包んでゆく

 

上弦の月とっくに沈み 呼吸の音だけが残った

といった部分は2人だけの世界に入り込んでいるところを表す部分。

 

だからここでの「誰も」は他の人も知らない、というよりは君も僕も知らない、というふうにも考えられません?

 

探りながら見つけて

 

わたしの解釈のまま行くと「燃え尽きた先」を探っているというふうに捉えることになる。

 

燃え尽きるまでのグラフはこう。

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しかし燃え尽きた後は、理性が吹っ飛んでしまった後は「探っている」

絶賛セッッッをしてる最中もただただ勢いにまかせるのうな感じではなく、少しは理性を取り戻した上で、元には戻れないのをわかっている上で、探って見つけようとしている。

だからおそらくグラフはこう。

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速度は一定で少しずつ「誰もまだ知らない場所」への距離を縮めている。

 

 

隠さないで 悪いことなんかじゃない

「スキ」の伝え方が これまでと違うだけ

 

…………フゥ。

ここの歌詞が好きすぎてすぐ興奮しちゃうから一旦落ち着きます。

 

Before Dawnを通してのセリフ調の歌詞はここの部分とShow me〜のテーマだけなんですね。

 

じゃあセリフ調がすべて曲の主人公である男の口からすべて発せられたものであるものか?

 

\\\否!!!あるものか!!!!!///

 

Show me〜のテーマとここのセリフはおそらく自分の心の中の声が大半であるとかなり考えられる。とわたしは思います。

 

その根拠のひとつがここ。

戻れないように 優しく閉じ込める

「閉じ込める」という単語に「戻れないように」と「優しく」のどちらもかかってるんです。

矛盾した2つの感情が入り交じってるように見えませんか?

 

「戻れないように」は言わば強引に、感情のままに、イメージするなら檻の中に入れるような。

しかしそれと同時に「優しく」する。

この2つの感情が主人公の中に同居している状態なんです。

 

 

わたしの見解としてはこれは主人公の心の声と実際の声、みたいなものなんじゃないかと思います。

主人公は本当は、かなり情熱的な心の持ち主なんだと思います。それが表れてるところとして、

Show me your face, もっと近くで見せて

Don't be afraid, 何も怖くなんてない

 

上がっていく速度 焼き尽くしても後悔はしない

 

っと深くに 溶けてゆく瞬間

 

他にもいくつか見られますがかなりロマンチストな感じがしません?

 

でもその内にある情熱やロマンチストを外にすべて出すわけではない。

我慢していた揺らめきが 燃えるのは一瞬で

 

戻れないように 優しく閉じ込める

 

情熱的にも関わらず我慢していたこと、優しく閉じ込めること、自分の情熱をすべて相手にぶつけるのではなく、それを押し殺している面があるんじゃないでしょうか?

 

 

じゃあここで問題なのが

隠さないで 悪いことなんかじゃない

「スキ」の伝え方が これまでと違うだけ

はすべて心の声なのか。

 

 

わたしの答えは

否!!!!!

 

理由を説明します。

Show me〜のテーマはかなりリズミカルに歌詞が歌われてます。

裏拍でリズムを取るような感じのところ。

 

しかし、しかししかししかし、

ここのBメロはどうでしょう。

流れるように歌われる歌詞。リズミカルというよりもフレージングを重視したような音の並び。

まるで本当に喋ってるかのような。

 

 

わたしはここの歌詞は主人公がある意味自分の中の情熱の部分をさらけ出したことによって出たセリフだと、、、本当に言っているところだと思います、、、(泣)

 

「スキ」の伝え方がこれまでと違うだけ

 

ここも考える価値のある部分ですよね〜

なぜ「好き」ではなく「スキ」なのか。

「スキ」の伝え方とは。

 

色んな解釈方法があると思いますが、わたしの意見としてひとつ言えるのは

言葉として「好き」を伝えるだけではない

ということ。

「好き」をあえて「スキ」にしてるところに様々な形の「スキ」が、伝え方があるんじゃないか、って想像できるんです。

 

 

メンバー別解釈の中でいつかわたしの色んな解釈出していきたい〜

 

 

 

明けない夜を越えた後のBlue Moment (Twilight Time)

少しずつ部屋を染めて二人包んでゆく

 

ここ最近ずっと考えてて。

Blue Moment」「Twilight time」「Before Dawn」

が表すこととか何なのか。

なぜこの3つの使い分けがされてるのか。

 

わたしの中で今たどり着いたのが、

 

*☼*―――――*☼*―――――

Blue Moment…夜明け直前の10分間程度

Twilight time…日の出まで約20〜110分間

Before Dawn…日の出までの約2時間

*☼*―――――*☼*―――――

 

という3つの定義に基づく解釈です。

以下それぞれの引用先。

ブルーモーメント

黄昏時の長さ(薄明の話)(No.0502)

気象庁|予報用語 時に関する用語

 

Blue Moment, Twilight Time, Before Dawnはそれぞれ指し示す範囲、長さが異なります。

ざっくりいうと

 

Before Dawn > Twilight Time > Blue Moment

 

なんですね。

特にBlue Momentはほんの短い時間でしか見られない風景。

注目してほしいのが、Blue Momentにかかっているワードが

 

「明けない夜を越えたあとの」

「重ねた時間の行き着く先」

 

ここで「明けない夜」というのは2つの意味がありえると思ってます。

 

ひとつは「夜」を皆が寝静まっている時と考えると、2人だけの空間、時間

もうひとつは「夜」を闇、活動しない、くすぶってる、つまり進展がないと考えると、埋まらなかった2人の距離

 

また「重ねた時間」も、2人の過ごした時間と体を重ねた時間の2つがかかっているっていうふうに考えられる。

2人で過ごした時間はこの先どうなるのか、体を重ねて行き着く先は喜びなのか、それとも悲しみなのか。

もしかしたら重ねた時間は2人が出会う前のもっとずっと長い時間も指していて、元には戻れないこの状況に対してのなんとも言い難い状況のことも意味してるのかもしれない。

 

 

どちらで捉えるにしろ、この曲でのBlue Momentは2人だけの世界、2人の埋まらない距離を越えた先のものは、単に希望の光というわけには行かず、その光はかすかで、太陽のような眩しさではなくどこか寂しさを帯びていて、けれども澄み切った青色をしている。

というような、主人公の複雑な感情みたいなのを表してるのではないだろうか。

 

 

なんかBefore Dawnの曲におけるBlue Momentめっちゃエモいな!?って感じしません!?

 

 

じゃあ次はTwilight Time。

Twilight Timeは黄昏時、薄明っていうふうに訳せて、Twilight Timeの中でもいくつか区分が分かれているらしい。

それがこちら。

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これに関してはかなりのこじつけがすごいところもあるんですが、Twilight Timeという言葉ひとつの中に色んなバリエーションがあることと、全てのサビでBlue MomentとBefore Dawnは1回ずつなのに対してTwilight Timeは2回ずつ入ってきているようなところから、

 

Twilight Timeは

主人公の曲における時系列の位置

を指し示してるんじゃないかな、って考えてます。

これでひとつ納得が行くのがラスサビのTwilight Time。

ここの部分だけそれまでのTwilight Timeよりも7音上げて歌われてる。

なぜなのか、ってずっと考えてたんですが、Twilight Timeは主人公のリアルタイムの状況を表してると考えると、ラスサビのTwilight Timeは主人公にとってある意味1番盛り上がるポイントと考えられる。

でもここは根拠が少ないこじつけポイントなので、いちBefore Dawnオタクの戯れ言と思って聞いてください。

 

 

そして

夢から醒めそうで醒めないBefore Dawn (Twilight Time)
もっと深くに 溶けてゆく瞬間

の部分。

 

これは今までの考察の中で書いてきたこととほぼ一緒だけど、ひとつ新しいことを伝えるなら

 

Before Dawn ⊂ Twilight Time, Blue Moment

 

だってこと。

これはTwilight TimeもBlue MomentもひっくるめてBefore Dawnっていうこと。

一線を越える瞬間も、一線を越えてる最中も、一線を越えた直後も、すべてを含めたのが

Before Dawn

 

そして大事なのはあくまで「Before」、つまりは体を重ねた2人のその後の話は一切ここには含まれないということ。

 

わたしの解釈で前から言ってるように、

 

「夢から醒める」…現実へと戻る

「夢から醒めない」…夢の中でいられる

 

というふうな意味合いをもっていると考えられることから、

 

Before Dawn…(現実に戻る前の)まだ夢(のような時)の中

 

というふうに考えられる。

 

 

ここまでごちゃごちゃ言ってきて、めちゃめちゃざっくりまとめると、

 

Blue Moment…主人公の心情

Twilight Time…主人公のいる時系列

Before Dawn…主人公の(夢のような)世界(時間)全体

 

みたいな感じかな、ってわたしの中で一旦腑に落ちました!

 

 

上弦の月とっくに沈み 呼吸の音だけが残った

繋いだ指の意味も変わるよ 昨日までとは違う距離感

 

やっと2番に入りました。

いちおう枠組み的には2番のAメロだと思うんですけど、いや〜〜めっちゃこの作曲者さんなんか、凝ってますよね……………

だって同じAメロなのに1番と2番でリズムもメロディーも何もかも違う。

一緒なのはコードぐらい?知らんけど。

 

このことから、また歌詞の中でかなり比較級が多様されていることから、同じことの繰り返しではなく、曲においての時系列も関係性とかも進んでる、っていうのが感じられますよね。

 

突然思い立ったかのように上弦の月が沈む時間帯を今月9月から過去一年の上弦の月の日の月入り時間を平均したんですけど、なんと!

 

23時31分

 

でした!!!!!

「とっくに沈み」という表現からこの2番の冒頭はおそらく12時越えてるんじゃないかと、日付をまたいでるんじゃないかと思います。(だから?)

 

 

あとまた突然思い立ったかのように調べだしたことがもうひとつあって、

 

上弦の月が金曜日の日っていつなんだろう

 

と。

調べると思ったより少なくて、過去1年ぐらいで見てみると

 

2018年2月23日

2018年7月20日

 

だけでした!(だから?)

そんで気になるのが次に上弦の月が金曜日になるのいつかってことじゃないすか。

これ見つけたとき死ぬほど感動したんですけど、、、、、、なんと、、、、、

 

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2020年1月3日

BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva ~Shine Bright New Year~

国立代々木競技場 第一体育館初日

 

が有力候補なんです😭😭😭😭😭😭😭

え無理くないですか???まだ確定はしてないからなんとも言えないところはあるんですけどかなり可能性タカシだと思います!!!!!

初日行く皆さん!!!ともにリアルBefore Dawnしましょうね(?)😭😭😭😭😭😭😭

 

 

とりあえずこのことは置いといて、

上弦の月も沈み、呼吸の音だけが残るところ、前のサビで少しずつ部屋を染めていったのがある意味完全に染まったような瞬間がここですね。

 

繋いだ指の意味も変わるよ 昨日までとは違う距離感

 

ここの距離感というのはずっと前にグラフで示したy軸にあたるような部分とも考えられる。

時間が経過して、少しずつではあるが燃え尽きたその先を着々と進んでいる2人であることが分かりますね………

 

 

Fallin' down,Gimme your love

Fallin' down,Gimme your love

なぜか 君だけが 誰とも違う

 

「なぜか君だけが誰とも違う」において、

じゃあほんまになんでなのか?

と考えてみると、

 

僕の心の中君以外の女性が行方不明

UVERworld SHOUT LOVEより抜粋)

 

が1番の答えなんじゃないかと。

つまりはやっぱり何度も出てくるみたいにこの曲の中では2人だけの世界なんです。

君以外の女性はこの瞬間、主人公の中から、主人公の世界から消えてしまった。

 

ここも根拠がないからおおっぴらには言えないんですけど、ここの「誰とも違う」ってはなから誰とも比べる気がない感じがしません???

 

つまり主人公にとって他の人と比べて

ナンバーワン

なんじゃなくて、この世界における

オンリーワン

なんだと。

だからなぜだか分からないんじゃないんでしょうか。だって比べられないから。この2人だけの世界において比べられるものがないから。

 

それが分からなくなるぐらい、

Fallin' down,Gimme your love

Fallin' down,Gimme your love

というようにのめり込み落ちていっている。

 

ここに関しては根拠が少ないのでかなり主観が入ってますが。

 

 

 

重ねた時間の行き着く先Blue Moment (Twilight Time)

窓を隔てた空気の温度を感じている

夢から醒めそうで醒めないBefore Dawn (Twilight Time)

戻れないように 優しく閉じ込める

 

ひとつ前のサビでここらへんはかなり説明したのでサラッといきます。

「窓を隔てた空気の温度」というところは、

 

(内)熱 | 冷(外)

 

という感じでしょうね。窓を隔てた外を「現実」と解釈したりもしましたが、

そのあとの「閉じ込める」というような表現もあることから、今の2人の世界が外とは孤立した状態であることを示していると考えられる。

少しずつ部屋を染めて二人包んでゆく

 

もっと深くに 溶けてゆく瞬間

 

Fallin' down,Gimme your love

Fallin' down,Gimme your love

というような描写から、2人がかなり深いところまで、燃え尽きたところからかなり遠いところまできたことが見受けられる。

「窓を隔てた空気の温度を感じる」ってところから、自分たちのいる空間が窓を隔てた世界とかなり離れたところまできてしまった。

というのを感じたんじゃないだろうか。

 

戻れないように 優しく閉じこめる

 

深いところまできた2人の世界から戻れないようにしつつ、優しさという矛盾を生んでいるここの部分。

 

どういう優しさなのかは決定的な根拠があるわけではないから、色んなものが考えられる。

 

彼女を愛しく思うあまりの「優しさ」

戻れないようにしつつ彼女の意思次第で戻れる余地を与えている「優しさ」

独占したいけど潰したくはない「優しさ」

 

あなたはどの「優しさ」?🥴

 

 

Before Dawn

Show me everything, もっと君を教えて

Before Dawn

Don't be afraid, 何も怖くなんてない

Before Dawn

Show me everything, もっと君を教えて

ささやく声は いつもと違う位置

 

2度目のShow me〜のテーマ。

ここだけ見せてほしいものが「your face」が「everything」になってるんですよね…

 

前にも述べたようにここのテーマのセリフはおそらく心の声、つまり主人公の本当の声だからどんどん深くはまっていってしまってる今、すべてを見せて、君そのものをおしえてほしいっていうところまで来てしまったんですね。

 

でも今回の解釈では

Show me everything → Show me your face

です。

ここで言える解釈としては、

everythingのほうは自分の気持ちを優先

your faceのほうは相手の気持ち優先

ていう感じがしませんか?

 

ここも主観がかなり入ってるんですけど、everythingのほうはかなり感情的といいますか、全部!君の全部を!みたいな少し俺が俺が感が見られるといいますか。

逆に「Show me your face もっと近くで見せて」の部分は相手の言葉から気持ちを聞くんじゃなくて、相手の表情から相手の気持ちを知ろうとしている。だからもっと表情が見えるように「もっと近くで見せて」

 

憶測として、主人公も心の言葉、実際に口にする言葉の間には差があるように、彼女も口にする言葉とは別の本心が心の中にあるのではないでしょうか。

 

お互い本音は言わないような関係。

それはきっとお互いが気づいてる。

だからこそ主人公は現在のターンである

Show me your face もっと近くで見せて

のところで相手の非言語情報から相手の心の声に耳をすませようとしてる。

Don't be afraid, 何も怖くなんてない

そうすると何も怖くなんてないと言ってる理由も少し見えてくる。

 

言葉にしなくていいから。

何も言わなくていいから。

 

というふうな感じなんじゃないでしょうか。

 

 

囁く声はいつもと違う位置

ここはもう

 

 

これでいいでしょう。

でもここも間奏に入る前になんでわざわざこの歌詞を持ってきたのか、囁く声とはなんだったのか、とか気になりますよね……………

実はまだそこまでの考察はできてなくて、またおいおい考えていきたいと思います。

 

 

Before Dawn ずっと

Ah Before Dawn ずっと

夜明けの先の景色を待ってた

 

ここもいくつか考えれるポイントがあるんですが、どこのポイントからの「過去形」なのかがひとつ疑問ですよね。

ここで夜明けの先の景色にすでに到達しているポイントから、「待ってた」と過去を振り返っているのか。

 

たぶんそれは考えにくいので、まだ夜明け前の段階で、(Before Dawnと連呼しているのもおそらくそういうとこではないかと)そこから夜明けの先の景色をまだ夢見ている状態を表してると思う。

 

この曲の中では全夜が明けたあとの話は描かれてないから、ある意味だれにも分からない景色。「だれもまだ知らない場所」の行き着く先。

 

 

明けない夜を越えた後のBlue Moment (Twilight Time)

朝が来る直前の空カーテンの隙間と

 

ラスサビを迎えてかなり夜明けに近づいてきているのが分かる。

Dawn、夜明けは現実、夢から醒めた状態であるとすでにいくつか考察している。

そのため、どれだけ2人で少しずつ、もっと深く重ねてきたこの夜も、朝が来ること、朝日によって、支配的に引き戻されてしまうことが考えられる。

 

夢から醒めそうで醒めないBefore Dawn (Twilight Time)

まどろみの中 君を見つめている

 

ここのTwilight Timeが例の唯一7音高いTwilight Time。

主人公の何かしらの感情の爆発がここで起こってるのではないか。

なんの感情が爆発したのか。

これも根拠が少ないからこれ!!!って言えるものが少ないけど、

わたしとしては夜が明けてしまうことを抗えない、深く落ちた2人だけの世界が問答無用に引き戻されてしまうことに対して、何かしらの反抗の感情が心の中で切なく、泣き声のように叫んでいるところがここのTwilight Timeなのではないかと。

 

じゃあ主人公は何か行動にうつすのかというと、特別なにかをするわけではない。

 

まどろみの中、夢と現実、夜明け前の夜明けの境目で、戸惑いを隠せないまま、ただ確かに目の前にいる彼女がいる今を見つめることしかできなかった。

 

 

一線を越えるという一歩は踏み出せたものの、そこから先がまだ見えていない状態なんじゃないでしょうか。

 

 

はぁ切ない……(9割わたしがそうさせてる)

 

Before Dawn

Show me your face, もっと近くで見せて

Before Dawn

Don't be afraid, 何も怖くなんてない

Before Dawn

Show me your face, もっと近くで見せて

もうすぐ君が 朝日で目を覚ます

 

あなたの気持ちが知りたい。

あなたの心を見せて。

ここの「怖くなんてない」は一線を越えた先も2人で歩んでいくことへの「怖くない」もおそらく意味している。

主人公の心はおそらく君と2人で歩む「夜明けの先の景色」を待ってる。

 

 

そして彼女がもうすぐ目を覚ます。

 

 

まるでBefore Dawnの結末を決めるのは聞き手のわたしたち次第と言われてるよう…

 

あなたなら報われさせますか?

それとも報われず終わらせますか?

 

 

 

 

ご清聴ありがとうございました!

(~完~)